人間、35歳にもなると、いろいろとこだわりが増えてしまうようで。僕の場合、身のまわりの『もの』に、どうしてもこだわってしまいます。
 市販されているものをたくさん使ってきましたが、常に細かい不満があり、それがどうしても気になってしまいます。それならばいっそのこと、自分で作ってしまえ!!・・・ということで、製作してみました。

 「皮革製品」というと、先々行あたりの学習指導要領で「職業家庭科」という教科にその内容が扱われていたようです。当然、今は教科書に載っていないのですが、「ものづくり」としては、なかなか、どうして、とっても興味深いものです。実際、うちの生徒たちも製作にハマっていました。

 まずは「巻き付け式ふで入れ」です。
 製作としては、とにかく一番簡単なものです。小手調べに、作ってみました。あまり大きすぎず、シャーペンが入ればいい、くらいの大きさをイメージしました。

 次はだいぶ難易度が高い「さいふ」です。
 数多くのお店を見て回りましたが、なかなか自分の好みに合った財布に出会えませんでした。そんな中、新潟市万代ビルボードの1階に、水牛の皮革製品のお店を発見しました!全てイタリア製で、結構なお値段です。その中に、理想的なデザイン・質感の財布を見つけました!探し求めて約10年、感動でした。
 ・・・しかし、ほんの数箇所、気に入らない部分があったのです。残念。
 こうなると、もう市販製品に頼れないな、と実感し、自作を決意しました。

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実践報告 手作り腕時計の製作(選択技術・家庭科)
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